(最近読んだ本です)起業の天才
ビジネス・ノンフィクションものとしては、この数年読んだ本の中で1番面白かったです。
壮大な絵巻物語とでもいうのか。
相当な項数がありますが、一気読みしてしまいました。
本の結びにある、
「会社の主役は一人ひとりの社員。江副浩正が創ったリクルートはそんな会社である」
という言葉が、まさに、と思える内容の本です
リクルート(関連企業を含む)の卒業生の人たちを思い返すと、そうそうたる顔ぶれですしね。
リクルートの創業期から、リクルート事件(公判・有罪)あたりまでが中心の内容。
個人的には、創業期の話より、リクルート事件のくだりが興味深かった。
もしリクルート事件がなかったら、リクルートのみならず関わった政財界の人たち、勢力図はどうなっていたんだろうと。
後々のライブドア事件を想起した内容でした。
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